原反入荷倉庫 弊社では、原反入荷した際の専用倉庫を設け、取引先会社様ごとに管理させていただいております。 この原反倉庫には最大で棒反(2,000本)座布団反(4,000反)が荷受け可能となっており、生地を湿気より守るため、地面はアスファルト、その上にパレットを引き、生地へ直接の水分の付着を防止しております。 *生地を直接地面に置くと湿気を直接受けるため、生地の変色・カビなどを繁殖させてしまい生地をダメにしてしまう恐れがあります。 |
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【CAD】 弊社ではCADシステムを導入し、ご依頼いただいたスタイルのパターン作成、グレーディングを行うことができます。 また、マーキング専用ソフトの他に、自動型入れソフトを導入することにより、お客様により、メリットのある型入れ(用尺を縮める)をご提案、裁断することを可能にしました。 ※手引きパターンの場合、A0版スキャナー機を導入しておりますのでご安心ください。 |
【 プロッター】 弊社ではCADで起こしたパターンまたは、お客様より電送でお送りいただきましたパターンをプロッター出力することが可能です。 弊社で作成したパターンだけでなく、お客様より電送していただきましたパターンも一度出力させていただき、寸法などの確認作業を行わせていただいております。 |
【A0版スキャナー】 手引きで起こされたパターンを弊社ではCAM裁断する為に一度スキャナーにてデータを取り込み裁断させていただきます。 手裁断だとどうしても用尺が多くかかってしまう為、CAM似て裁断を推奨させていただくとともに、お客様のご都合で手引きしかできない場合にはこのスキャナー機にてパターンを一度取り込み、データを作成させていただきます。 |
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【放反機・スポンジング】 放反機は生地を作る際に生じたテンションを元に戻すことのできる機械です。 生地を入荷したロール状のまま延反→裁断してしまうと生地にテンションのかかったままカットをすることになり、寸法通りに生地をカットすることができません。 また、この放反機には2つの使用方法があります。 1つ目は、生地を元の状態に戻す作業。 2つ目は、検反する作業になります。生地によっては生地屋さんでのチェックを逃れてしまうような細かな傷、ヨゴレ、穴などを検反機の蛍光灯を付けチェックすることによりB品率を格段に減らすことができるのです。 ※放反機には、大量のスチームを出す機能が付いており、そのスチームと熱によって生地を元のテンションのかかっていない状態に戻すのですが、中にはスチーム熱を加えることにより生地本来の良さを失ってしまう素材もあります。 その場合、スチームを出さずに、放反することの可能です。 |
【放反後生地置き場】 放反後の生地は、すぐに利用することはできません。 それは、生地が安定(元に戻る)する時間が必要だからです。 弊社では最低でも一昼夜(夕方放反→翌日早朝延反)を推奨しております。 それまでの時間、生地は左の写真のように重ねて寝かせる作業を行います・ |
【自動延反機 NK2000】 弊社では自動延反機NK2000(川上製作所製)を使用しております。 この延反機には様々な機能を搭載しております。 <機能1>バーコードリーダー この延反機にはCADでマーキングした際に出てくる用紙についてバーコードを読み取る機能が付いています。この機能を利用することにより、大量のマーキングデータの中から瞬時に延反するマーキングデータを呼び出すことができるだけでなく、作業ミスをなくすことがなくなります。 <機能2>バイブレーション機能 生地を延反する際に、どうしても引っ張ってしまう場合があります。 引っ張って延反することにより、放反した作業が無駄になってしまうので、この延反機にはバイブレーション機能を搭載しております。 このバイブレーション機能は生地を延反する際に、生地に振動を与えながら目的の長さ位置まで生地を移動する機能です。この機能により、より安定した生地延反を可能としております。 <機能3>自動延反システム 最後に、この延反機の最大の特徴でもある自動延反機能です。 この自動延反機能は、布帛素材の場合に使用することが多いのですが、枚数とマーキングデータを入力しスタートすると延反機が自動で動きその指定した枚数まで自動で延反作業を行うことができます。 また、生地が途中で無くなってしまった場合には、その時点で自動で停止し、アラームが鳴るので作業員にもわかりやすく、スタッフの作業負担軽減を提供できるのです。 |
【CAM SP70】 CAMとは自動裁断機になります。 弊社ではSP70(川上製作所製)を導入し裁断させていただいております。 また、このCAMも自動延反機同様に、バーコードリーダーが付いており自動延反機で使用したマーキングバーコードを利用して裁断することが可能です。 また、素材、量により裁断速度を設定することができるため、刃が折れる心配もありません。 規格:生地巾最大1750o巾 |
【KM lightcutter】 手動裁断機になります。 自動裁断機(CAM)では対応が難しい素材や、大裁ちなどで利用します。 また、万が一CAMが故障などした場合でも手動裁断機にて裁断が出来るようスペア裁断機として利用しております。 |
【KM バンドナイフ】 手動裁断機lightcutterでは裁断が難しい細かなパーツ、芯貼後の裁断など、とにかく細かなパーツや作業を行う際に使用します。 |
【仕分け台】 弊社では通常、反取り裁断を行っております。 その為、裁断後のパーツを反物が混ざらないように仕分けする必要があり、仕分け作業をするために使用している仕分け台になります。 反取り 生地は1反1反色が多少違うことがあります。それは生地を染める際に釜にいれ染めるのですが、その釜に全てが入りきるわけではありませんので、、次釜になった場合など生地色にブレが生じます。また、そのような生地同士しのパーツが1枚の商品に混ざることにより、前と後ろが違う色になったり、時には袖の色が違ったりと商品にならない場合があるので、1反1反分けて裁断することを反取りといいます。 |
【工程分析ボード】 工程分析ボードとは、商品を作る際にどのような順番で組み立てていくかを記入したボードです。また、弊社の場合にはこのボードに現在作業しているスタッフの名前とその工程にかかる時間を厳密に計算し、全体をコントロール、無駄を省くよう徹底しております。 |
【付属管理棚】 弊社では多くのお客様より多品番のオーダーを受注させていただいております。 その為その為、ブランド様、品番事に必要となる付属を1ケースにまとめ管理保管させていただいております。 また、この保管ケースには弊社で発行した発注書を添付することにより、一目でどのケースにどの品番の付属が入っているか確認することができます。 |
【縫製針管理シート】 縫製針の針管理シートになります。 針は10本で1袋なので、10本1シートで使用していきます。 また、ミシンごとに縫製針の種類が異なりますので、弊社にあるミシンの種類分だけ針管理シートを用意し、10本使用し終わると、管理者のチェックの下、問題なければ次シート分の針管理シートを出す形になっております。 針交換・・・古い針をシートに貼り新しい針と交換 (針穴防止や、素材、使用頻度により使い分けております。) 針折れ・・・縫製品番・ミシンNO・使用者・縫い箇所・ハンド検針機チェックの上 復元し新しい針と交換します。 |
【ミシン保管場】 弊社にははミシンが100台以上在庫しているため、全てのミシンを現場に搬入することができません。その為、整理整頓ということも含めて、使用していないミシンの保管場所を設けております。 全てのミシンにカバーをかぶせホコリや汚れからミシンを守るようにしております。 |
【芯針機】 弊社ではコンベア式芯針機を導入しております。 各パーツごとにアイロンで芯を貼るとズレてしまったり、時間がかかりますので、革新を貼るパーツを大裁ちで落とし、芯を貼ってから小裁ちにさせていただきます。 芯貼機とは 芯貼機とは、衿や、前立てなどのパーツに表に見える部分でなく、見えない裏側に伸びない薄い生地(糊のついた生地)を貼る機械です。 貼り方は、コンベアに熱を与え、200℃程度の熱で、貼りたい素材と、芯生地を重ね圧着させます。 |
【コンベア式検針機】 コンベア式検針機は、縫製場に1台、仕上げ工場に1台の計2台完備しております。 縫製場で縫製し終わった商品を針管理表だけでなく、再度検針機に通すことにより2重チェックを可能とし、次工程のスタッフへのマナーと引き継ぎの分起点とさせていただいております。 |
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【洗濯機】 洗濯機は計3台あります。 時間、強さなどの調整が出来、商品の特徴や要望通りに上げられるよう調整させていただきます。 【業務用洗濯ネット】 商品により生地が弱い場合には業務用洗濯ネットに入れてから洗濯させていただきます。家庭用洗濯ネットと同じく、生地同士がぶつからない為、生地の伸び、引っ張りなどの減少を防ぐ効果があります。 |
【洗い後の整え作業】 洗い後には、一度商品を整えます。 整えることにより、万が一伸びてしまった商品を矯正できるだけでなく、袖巾や身幅などの確認を行え、長い物は、再度洗い、短い物は調整させていただきます。 |
【自然乾燥機】 自然乾燥機は、天日干しに近い状態での乾燥を実現させることができます。 この自然乾燥機は、温度調節と時間管理機能を搭載することにより商品により温度や時間を管理させていただいております。 |
【タンブラー乾燥機】 一般的なコインランドリーに備え付けのタンブラー乾燥機です。 弊社のタンブラー乾燥機は、時間だけでなく、温度管理機能も搭載している物を導入しておりますので、自然乾燥機同様、素材や商品の状態によって温度管理をさせていただきます。 |
【コンベア式検針機】 2台目のコンベア式検針機です。 仕上げ工場の入口に配置することにより、外からの針の侵入を防いでいます。 また、この検針機にかけながら1回目の入荷枚数のチェックも行います。 |
【仕上げ台】 仕上げ台は全てで5台あります。 この仕上げ台は台の下からバキュームで商品を吸い込み、上から蒸気を与えてプレスする際に生じた熱を吸い込むことができます。 また、弊社のプレスは基本的にソフトプレスでおこなっており、商品に直接アイロンの底があたることはありません。 商品の風合いや雰囲気を大切にすればこその仕上げ方法になります。 ※ここでも商品表側の検品作業を行います。 |
【たたみ+下札付台】 アイロンが終わった商品は後ろにある長台にてたたみ作業と下げ札付作業、袋入れ作業を行います。 この際に、2回目の商品後ろ側の検品を行います。 |
【汚れ落とし機】 万が一商品にヨゴレが見つかった場合には、特殊な汚れ落とし液体にてし汚れを落とします。 この汚れ落とし液は、汚れの成分により液体の種類が分かれていますので、それぞれの成分を見分けた上での使用となります。 |
【自動バンド機】 出荷時にバンドをしなくてはいけない場合にはここで段ボールにバントをかけさせていただきます。 自動のバンド機になりますので、テープ同士を熱で溶かしくっつけます。 接着部分は凹凸が無く他の物へ跡がつくようなことはありません。 |
【出荷倉庫】 弊社の缶製品出荷管理倉庫になります。 この倉庫には最大で10Tトラック2台分の商品を保管することができますので、出荷予定日よりも早く完成した商品に関しては、お客様の荷受け体制が整うまでこちらで保管させていただきます。 また、この倉庫には向上と連動でSECOM完備をしておりますので、ご安心ください。 |
【出荷】 弊社では下記の運送会社と契約をさせていただいております。 運送日数、時間は運送会社により変わることがありませんので、基本的にお客様からの指示がない限り弊社にて決定をさせていただいております。 また、運送会社により運送料金が異なりますので、ご指定の場合には弊社見積り前までにご連絡いただけますようお願い申し上げます。 契約運送会社 佐川急便・・・お荷物問い合わせはこちら 王子運送(福山通運)・・・お荷物のお問い合わせはこちら |
2017年6月現在の縫製工場設備状況になります。
工場の設備は、ミシンの入れ替え・新規購入・使用しない設備の処分等で設備状況が変更になる場合もございます。
詳しくは弊社担当者にご確認ください。
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弊社秋田工場に設備しております機器・スペースの一部の写真を掲載させていただいております。
C A D |
プロッター |
AOスキャナー |
原反入荷倉庫 |
スポンジング機 |
スポンジング後生地置き場 |
延反機NK2000 |
CAM SP70 |
裁断機 lightcutter |
バンドナイフ |
仕分け場 |
サンプルルーム |
本縫いミシン |
ロックミシン |
サイクルミシン |
フラットシーマミシン |
ミシン針管理置き場 |
縫製糸在庫棚 |
コンベア式検針機 |
品番別資材置き場 |
手縫い針管理棚 |
芯貼り機 |
ドット機 |
圧着プレス機 |
製品洗い洗濯機 |
製品洗いシワ伸ばし工程 |
自然乾燥機 |
乾燥前干し場 |
タンブラー乾燥機 |
検品用仕上げ台 |
プレス検針機 |
プ レ ス |
た た み |
終了品番預かり生地置き場 |
社 員 休 憩 室 |
出荷商品保管場 |
縫製場コンベア式検針機 |
縫製場ハンド検針機 |
汚れ落とし機 |