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株式会社東商は秋田県大館市にカットソー縫製工場がある日本製縫製工場です。

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縫製工場の役割・仕事内容foreigner staff recruitment

 縫製の始まり、縫製工場の仕事内容や、縫製工場の役割、縫製工場の種類についての縫製工場に関する疑問、どんな縫製工場にどんなスタイルの商品を依頼したらいいのか?また、どんな縫製工場が日本国内にはあり、縫製工場の現状についてを国内縫製工場の株式会社東商が説明させていただきます。

  

1:縫製のはじまり


・縫製のはじまり
 衣類の縫製は、先史時代、約5万年前にネアンデルタール人により始まったとされ、それまでは衣類を着ることなく生活していたようです。
また、当時はミシンのような画期的な機械は無く手縫いが主流で毛皮などを縫い合わせていたようで、現在のように様々な縫い方が出来たのはもっと時間が経ってからとされています。
 また、現在のような洋服の形になったのは今から5000年前古代エジプト王朝時代からとされ亜麻(リネン)を使用し平面パターンで作られていたとされています。
 ミシンについては、1790年7月17日にイギリス人のトーマス・セントが発明し特許を取得しています。その後各国(イギリス・オーストリア・フランス)でミシンが作られ現在に至ります。

  
2:縫製工場の仕事内容

・縫製工場の役割
 縫製工場の最大の役割は、仕様書通りに寸法・スタイル通りに縫製しお客様に収めるのが一般的ですが、近年では、生地の発注や付属の発注以外にもブランド様にスタイル(商品)の提案も行ったりすることも多く見られ仕事内容が多種多様になってきています。







・縫製工場の仕事内容

 一般的な縫製工場の話になりますが、下記のような仕事が縫製工場での仕事になります。

1:パタンナー
お客様よりお預かりしたデザイン画と寸法表を基に素材の状態を理解し、設計図を作成する仕事です。
現在では、CADという専用のパターン作成ソフトをパソコンに取り込み作成することも多くなってきました。

2:裁断スタッフ
パタンナーが作成したパターン(型紙)通りに生地の裁断(カット)をする仕事になります。量産の場合は、生地を重ねて一度に何百人分の生地を裁断します。
生地は1反10キロ〜重い物で15キロ程度あるので、力が必要でもあります。
3:縫製スタッフ
裁断した生地をパターン通りに縫い合わせていく作業になります。
豊富なミシンの中から素材・縫い方に合ったミシンを選び(調整)し商品にしていく仕事になります。
豊富なミシンを覚えるため、仕事内容が難しい部分もありますが手に職を得るには良い仕事です。また、全国で縫製工場はあるので、転勤などになっても新たな地で職場が見つかりやすいです。

4:検品スタッフ
検品スタッフは、縫製スタッフの縫製した商品の検品(縫い目・縫い方・生地の穴)などをチェックする仕事です。
ある程度の慣れが身に付けば作業は簡単ですが、視力が良いのは最低条件になります。

5:仕上げスタッフ
検品した衣類製品をアイロンで化粧する作業になります。
主な役割はきれいにシワを伸ばし、たたみ、袋詰めになりますが、アイロンのかけ方、たたみ方は素材・商品により異なるのでセンスが必要になります。

  

3:縫製工場とは


・縫製工場とは
 生地を縫い合わせて洋服や、靴、鞄などを作成する工場のことをいいます。
縫製には、様々な仕様に対応したミシンや機械がありますが、ミシン設備や、役割は個々の縫製工場の設備状況や、考え方により大きく異なります。
また、縫製工場の難しいところは、ロボット社会になりつつ現代の技術でも、あくまでも「人が手掛けて作る」機材しか現状存在しないため、人材確保や、技術後継することが非常に難しい課題であり、個々の縫製により考え方や、取り組み方に幅があるのが現状です。

  

4:縫製工場の役割って?


・縫製工場の役割って?
 縫製工場の最大の役割は、仕様書通りに寸法・スタイル通りに縫製しお客様に収めるのが一般的ですが、近年では、生地の発注や付属の発注以外にもブランド様にスタイル(商品)の提案も行ったりすることも多く見られ仕事内容が多種多様になってきています

  
5:縫製工場の種類について

洋服を縫う作業は縫製工場に依頼するのが一般的ですが、作るアイテムによって縫製依頼をする工場は異なります。とはいってもどんなアイテムをどんな縫製工場に依頼すればいいのか?について縫製工場の種類とともにご紹介いたします。


・カットソー縫製工場
 簡単に言うと素材が伸び縮みする物(天竺・スムス・裏毛など)でTシャツや、カジュアルパンツといった商品を主に取り扱う工場になります。  弊社
取り扱い







・布帛縫製工場
 伸び縮みしない素材()でYシャツやパンツなどを主に取り扱う工場になります。現在日本には布帛工場が少なくその原因の1つとして工程数が多いため、人員確保が難しいことがあげられます。その為多少のものであればカットソー工場で布帛を縫うこともあります。  弊社
取り扱い








・スーツ工場
 その名の通り、ビジネスシーンで使用するスーツを取り扱う工場になります。現在日本にはスーツ工場が少なくその原因の1つとして工程数が多いため、人員確保が難しいことがあげられます。  弊社
取り扱い×







・下着工場・肌着工場
 下着・肌着工場はその名の通り下着や肌着を縫製する工場になります。
下着・肌着は工程数が少ないことと、アタッチメントなどで簡単に縫製で着ることから人件費の安い海外生産が主流となり現在では、日本で縫製する専門の工場は非常に少ないです。
弊社
取り扱い× 









・水着工場

 水着工場は水着の縫製を得意とする縫製工場になります。
水着工場は、テンションの強い生地を縫い上げるため、ミシン調整が非常に難しいことと、縫製する糸(縫製糸)も特殊になります。
 また、水着工場もその他アイテムの縫製工場と同様年々減少を続けております。
弊社
取り扱い×  

  
6:縫製工場の仕事内容について



↑ 本縫いミシン ↑



↑ フラットシーマ ↑



↑ サイクルミシン ↑



↑ ロックミシン ↑
・縫製工場の仕事内容について

 縫製工場の仕事って言えば、ミシンを動かして「縫い合わせる」と思う方が多いかと思いますが、実はミシンで縫う作業だけでなく、様々なその他作業が存在します。
その一部をご紹介します

 





例)Tシャツの場合

1:準備作業

 衣類商品を買うと必ず「品質ネーム(洗濯ネーム)」が商品の裏側脇についていると思います。この品質ネームは日本では消費者庁からの指示により付けている物で「素材は何でできているのか」「どんな特性があるのか」「どんな洗い方や保管方法をすればよいか」などその商品の扱い方を開設する言わば説明書のようなものです。
この品質ネームは一般的に1枚〜3枚程度「輪」で付いていると思いますが、この品質ネームを3枚一つにまとめる作業が1つ目の準備作業になります。
 また、「下札」や「付属類」のカットや準備も準備作業として存在するのです。

2:中間アイロン作業

 アイロン作業は主に、衿や、脇などで、縫い付ける前後にきれいな商品を作るための工程として行われます。素材や、アイテム、縫い方によりアイロン作業を行うか、行わないかは決まりますが、この仕事も縫製工場の重要な仕事の一つになります。

3:ミシン作業

 ここでミシンの登場です。ミシンは説明するまでもなく縫い合わせるために使用される機械です。ただ、みなさんの知っているミシンは基本的に2・3種類ではないでしょうか?実際の縫製工場には規模やアイテムにより異なりますが、様々なミシンが配置使用されており、各工程作業ごとに機械を変えているのです。
もちろん、機械により糸の通し方、調整の仕方、縫い方は全て異なりますので、職人作業ともいえます。




  
7:縫製工場の現状について


・国内縫製工場の現状・海外縫製工場の現状

 国内縫製工場の現状は、人手不足による外国人技能実習生への依存と経営者の高齢化による廃業多く見受けられます。また、人件費の安い海外生産への生産拠点の移行による国内生産量の減少も工場減少の要因ともなっています。その一方で、縫製工場により若い人材を徐々に増やす成果を出している工場もあるものあります。
 一方で海外の縫製工場では、別の悩みを抱えています。
例えば、中華人民共和国(以下中国)の場合、移行当初は日本との近さ、莫大な人口、日本人並みの手先の器用さ、低賃金という最大のメリットを生かし、一時は日本の縫製商品を総抱えしておりましたが、時代とともに高コストになり、新たなビジネスの急増による人材不足となり現在は生産量減少の一途を辿っています。
また、他の近隣諸国では、中国ほどの人口はいないこと、手先の器用さ不足という部分で中国のキャパを補える国は現時点では見つかっておりません。

 

  
縫製の仕事って楽しいの?


・縫製工場の仕事??

 どんな仕事でも楽しい仕事はありませんが、縫製工場の仕事のイメージは人によって違いますが、一昔前までは、賃金が安い、大変、技術が必要といったイメージが多く持たれていました。
 しかし現在では、賃金も見直され始め、技術も新型機械導入により簡素化されることとなり、イメージ回復をし続けています。
 また、今まで人材不足で悩まされた結果、工場によっては様々な福利厚生や企業内人間関係の努力に努めてきています。
また、仕事も洋服を縫うという目に見える結果が見えるため自分でも楽しくなり次はこんな作業を覚えたいといった意欲がでて、楽しく時間を過ごす人もいます。
人により感性や、感覚は異なりますがただ働くという仕事ではないためか、楽しく技術を習得できるといったことでしょうか。







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