1:カットソーとは
カットソーとは、 商品の素材を総称して使用される言葉で、同じような意味で使用される言葉として、ニット、布帛などがあります。カットソー商品の代表的なものとして、Tシャツ・タンクトップ・キャミソール・ポロシャツ・パーカーなどがありますが、中には、布帛でもカットソーでもあるアイテムとして、パンツ・ワンピース・ジャケットなどがあります。
カットソーの特徴としては、ニット(編んだ生地)を裁断(カット)して縫製(縫い合わせる)した商品であること、素材が伸び縮み(洗うと小さくなったり、生地を引っ張ると伸びる)することです。主によく聞く生地名ですと、天竺、鹿の子、ワッフル、スムス、裏毛などがあり、袖口や衿、裾などの付属として使用される素材が、フライス、テレコといった生地になります。これらのカットソー生地は、編む際に螺旋状で編んでいくため、商品洗った際に斜行(なじれ)が生じたりすることがありますが、この斜行(ねじれ)も裁断(カット)時にひと手間入れることで、斜行止メをすることができ、洗った際にも生地のゆがみ、ねじれが出にくくなる方法もあります。
また、買った際と洗った後の縮率(伸び縮み)に関しても、近年は「
製品洗い」や「
スポンジング」を行うことにより抑えることができるようになっています。
2:縫製工場どんなことをしているの?
縫製工場は主に衣類の縫製を行う工場になります。
縫製工場には工場規模や取り組みによって設備ややれる工程が異なり、主に裁断⇒縫製⇒仕上げの3工程ができる工場が一貫縫製工場として認識されています。
ここでは、縫製工場の裁断⇒縫製⇒仕上げについて説明をさせていただきます。
裁断とは
作る商品の生地をパターン(設計図)通りにカットする作業になります。
裁断の作業の難しいことは2つあり、1つ目は型入れ・2つ目は裁断です。
1つ目の型入れとは、1人分の全パーツをどれだけ少ない生地量で入れられるか?簡単に言うとパズル・テトリスのような作業です。この型入れでかかった生地量が実際にお客様が買われる商品の値段にも大きく関わってくるので、非常に重要な作業の一つになります。
2つ目の裁断は、裁断を行う際には1人づつ |
縫製とは
仕上げとは
3:どんなことが難しいの?(縫製工場の難しいこと)
カットソー工場の難しいこと
カットソー工場は布帛やジャケット工場に比べて工程が少ない商品が多い反面、素材が難しく、例えば、素材(生地)が延びる、素材が捲れる、素材の強度が弱い、異素材との組み合わせ縫いが上手くいかないなどがあります。
布帛工場の難しいこと
布帛工場の難しいことは、工程数が多い為に人員が多く必要、縫い素材がカットソーに比べて縫いやすいため海外での縫製スタートは布帛からで、海外生産と常に戦わなくてはならない、などがあげられます。
4:TOSHOの縫製へのこだわり
株式会社東商では、お客様へ満足いただける商品をご提供できるよう常に、縫製素材と、縫製仕様について勉強させていただいております。また、サンプル作成だけでなく量産で取り扱う商品の品質レベルをサンプル時同様レベルで納品できるよう縫製スタッフを日本人だけで行いっております。
※株式会社東商グループでは外国人研修生の受け入れを行っておりません。
5:縫製工場TOSHOの強み
株式会社東商秋田工場はは、以前メーカー業を行っており、その時に感じた欲しい商品を縫製できる工場を目指して設立されました。東商では全社員が正しい考え方・熱意・能力・技術を持ち、お客様視点をもち、感謝を気持ちにお客様に最高のサービスが提供できるよう常に全社員が目標をもち死後糸に取り組んでおります。
また、精神的部分だけでなく、縫製に必要な
設備、管理も国内縫製工場レベルでは十分にご満足いただけるよう多種多様の資材を取り揃えております。